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HEADACHE 2012

神田ポート企画
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』電子版 刊行記念
「種字彫刻の魅力、写真とことば」展 開催

このたび、神田ポート企画の展覧会では、
書籍『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』の電子版刊行記念として
「種字彫刻の魅力、写真とことば」展を開催します。

この展覧会は、本書の元となった連載記事での取材時に、
写真と文章をそれぞれ担当していた写真家・池田晶紀と編集者・ライターの雪朱里のふたりによって実現した企画です。

紙の書籍としては2011年7月に500部限定で刊行された希少なものでしたが、
この度電子書籍化の運びになり、ひろくご購入いただけるようになりました。

展覧会とあわせて、ぜひご覧ください。

写真:池田晶紀

写真:池田晶紀

『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』より、雪朱里さんによる抜粋。

題字活字組版・活版清刷:三木弘志(有限会社 弘陽)

「種字彫刻の魅力、写真とことば」展 開催にあたって

簡単に経緯を説明すると、『デザインのひきだし』(グラフィック社)という印刷や紙に関わる専門雑誌の中で、
その道で優れた人に焦点をあてた「名工の肖像」という連載記事が10年以上、現在も続いています。

池田と雪さんはその記事を担当し数々の名工に出会ってきました。そしてまだ連載も始まったばかりの頃、
清水金之助さんという種字彫刻をつくる職人さんに出会ったことが、後にも先にも忘れ難い衝撃的な出会いとなりました。

残念ながら、金之助さんは2011年12月に89歳でお亡くなりになりましたが、
取材に伺った2008年頃は86才とは思えないくらいすこぶる元気なおじいさまでありました。

二人が当時見てきたもの、聞いてきたことばは、一度書籍化されていて限定本となって完売しました。
しかし、もっとさらに身近な人にも知ってもらいたいという気持ちから、電子版としての発売が決まったことをきっかけに、
再度、生の活字彫刻と向き合い、池田が写真をとり、ことばをひろいあげる作業を雪さんが担当し、
これを展覧会として発表しようと試みることにしました。

私たちがあたりまえに見てきた印刷物の大元には、種字を彫る彫刻師がいて、
今ではあまりにも遠いイメージとなってしまった存在であるけど、
本展では再びその作り手の声と輝かしい種字彫刻の世界を体験して頂けたらと思います。

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「清水金之助さんのこと」
清水金之助の本をつくる会 雪 朱里

 清水金之助さんは、種字彫刻師です。活字の鋳型となる「母型」の、
さらにもとになる「父型=種字」を彫る職人でした。金属(地金)の種字を彫っていたので、
「地金彫刻師」「直彫り師」とも呼ばれました。

 1922年(大正11)1月10日、東京生まれ。高等小学校を卒業後、14歳で種字彫刻(地金彫り)の名人・馬場政吉に弟子入りし、
種字彫刻師になります。1945年(昭和20)の終戦後には、東京都大田区に自分の地金彫り工房を構え、独立しました。
清水さんは、当時、母型製造・活字鋳造のトップメーカーだった岩田母型製造所(デジタルフォントメーカー・イワタの前身)などの注文を受けて、新聞などに用いられる活字の種字彫刻を手がけていました。

 しかし1950年代ごろから「ベントン彫刻機」という機械の国産機が普及しはじめ、種字彫刻の注文が少しずつ減っていきます。1961年(昭和36)、清水さんはとうとう種字彫刻工房を閉め、種字の手彫りの仕事を終えました。
ところが2004年(平成16)になって、活字史研究者などで構成される「活字研究会」から「種字を彫ってほしい」と依頼を受けます。これを機に、清水さんは43年ぶりに種字彫刻を再開。以降、2011年(平成23)12月に亡くなるまでのあいだ、何度も実演会を開催しました。

 見ているほうが息を止めてしまうような細かい作業をしているのに、清水さん自身はいつも笑顔で、
「なんでも質問してくださいよ」と気さくにお話しをしながら、手はまったく止めず、マッチ棒ほどの小さな軸に下書きなしで、左右逆字の種字をどんどん彫り上げていきました。
2011年7月に開催した「最後の実演会」では、わずか4時間弱のあいだに8ポ(約2.8mm角)の種字を5本も彫り上げるほどの速さ(明朝体/太、小、凡、田、夏の5文字)。種字彫刻師の仕事は、まさに神業だったのです。

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神田ポート企画
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』電子版 刊行記念
「種字彫刻の魅力、写真とことば」展

【会期】
2022年7月16日(土)〜7月31日(日)
【時間】
11:30〜19:00
【入場料】
無料
【会場】
神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】
https://www.kandaport.jp/event/20220707

【電子書籍】
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』
2022年6月24日 ボイジャー・プレスより刊行
雪 朱里=著 清水金之助の本をつくる会
価格:1,320円(税込)

書籍紹介HP ※amazonやhontoなど、こちらのサイトからご購入いただけます。
https://ykakr9.wixsite.com/kinnosuke

注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。

〜クローズ日程のお知らせ〜
7月24日(日) 11:30〜12:30

※来場時のお願い
・入場にあたり、マスクの着用・アルコール消毒・体温測定等、感染症拡大防止へのご協力をお願いいたします。
・発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない方は、ご来場をお控えください。
・展示スペース内の滞在人数に応じ入場制限を実施する場合がございます。

※会場内の感染予防
・会場内の清掃、換気、手が触れる場所の消毒を定期的に行います。

神田ポート企画
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.2」開催

2022年6月1日(水)より、京都・亀岡にある「みずのき美術館」のコレクション展を開催します。

昨年末の第1回に続き、無事に第2回の開催を迎えることができました。
前回とはまた趣向の違ったコレクション作品をお楽しみいただける構成となっております。

ぜひご覧ください。

photo:Yuka Ikenoya

みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.2」作品選定にあたって

本展開催にあたり、今回は「人物画」に焦点をあて作品をセレクトしてみました。

日頃から、みずのき美術館のコレクションを見続けているとさまざまな発見や感動に出会います。
そのなかでも「人物」をモチーフにした作品には、作家個人の思いやイメージが強く表出しているように思え、
前回のテーマの「風景」とまた違ったコレクション作品の一面を垣間見ていただけるのではと考えたからです。

本展を通じて、今回もみずのきの作家たちが織りなす表現の豊かさを観て感じていただければ幸いです。

神田ポート・プロデューサー
小林知典

神田ポート企画 
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.2」

【会期】
2022年6月1日(水)〜7月3日(日)
※休廊日:6月9日(木)
【時間】
11:30〜19:00
【会場】
神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】
https://www.kandaport.jp/

注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。

〜近日中クローズ日程のお知らせ〜
6月4日(土) 11:30〜12:30
6月7日(火) 11:30〜14:00
6月11日(土) 11:30〜12:30
6月19日(日) 11:30〜14:00
6月21日(火) 11:30〜15:00
6月24日(金) 11:30〜15:00

※来場時のお願い
・入場にあたり、マスクの着用・アルコール消毒・体温測定等、感染症拡大防止へのご協力をお願いいたします。
・発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない方は、ご来場をお控えください。
・展示スペース内の滞在人数に応じ入場制限を実施する場合がございます。

※会場内の感染予防
・会場内の清掃、換気、手が触れる場所の消毒を定期的に行います。

ゆかいワークショップ「ねんどに触れる」
ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング 開催

2022年5月5日のこどもの日に、ゆかいワークショップ「ねんどに触れる」を開催します。

講師には、これまでも親子を対象としたねんど教室を数多く開催してきている、
ねんドル岡田ひとみさんをお招きします。

今回は「ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング」と題し、
3歳以上のお子さんと保護者のペアを対象としたねんど教室です。

ティータイムがあったり、ねんど教室の後にはゆかいが思い出写真を撮影したりと、
親子でお楽しみいただけるプログラムとなっております。

お申し込みは、4月28日(木)昼12時より先着順で受付を開始します。
なお、定員に達し次第受付は締め切らせていただきます。

みなさまお申し込みお待ちしております。

ねんドル岡田ひとみさん(写真:池田晶紀)

ゆかいワークショップ「ねんどに触れる」
ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング
開催日:2022年5月5日(木・祝)
時間:開場 午後 1時40分 /開演 午後2時~3時30分
会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9神田ポートビル1F)
定員:12組24名
対象:3歳以上のお子さんと保護者のペア
参加費:5500円(税込み) ※ おやつ「柏餅」+材料費+記念写真代+おみやげ付き 
今回のメニュー:
ティータイム…お茶とひと組にひとつ柏餅がつきます
ねんど教室…ミニチュアパフェグラスを使ったパフェ
撮影タイム…ご自身のカメラやスマートフォンを使っての撮影後、ゆかいによる撮影(後日データをお送りします)

【受付開始】
4月28日(木)昼12時より先着順で受付開始。Peatixイベントページよりお申し込みください。
̶h̶t̶t̶p̶s̶:̶/̶/̶n̶e̶n̶d̶o̶-̶n̶i̶-̶f̶u̶r̶e̶r̶u̶.̶p̶e̶a̶t̶i̶x̶.̶c̶o̶m̶/̶
※定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。お申し込みありがとうございました。

【ご注意】
3歳以上のお子様と保護者のペアでお申し込みください。
お子様のみ、保護者のみの参加はできません。
スペースの都合で参加者以外は会場には入れませんが、3歳未満のお子様がひざの上で見学は可。
写真・動画の撮影は指定された時間のみ可。
動画のネット投稿はご遠慮ください。

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【講師profile】
ねんドル岡田ひとみ 〈エデュテインメントアーティスト〉
2002年、ねんど職人+アイドル⇒“ねんドル”を宣言!
創造性と想像力を育むことを目的とした親子ねんど教室、書籍の執筆、原型デザインなどを行い、ねんどの持つ可能性を探る。
ねんど教室は年間10,000人以上に直接指導、海外でも五大陸25都市以上で開催。
日本やニューヨークの子どもたち向けにオンラインレッスンもスタートする。
現在、NHK Eテレ「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」に“おねんどお姉さん”として出演中。
HP https://radical-planet.com/hitomi/

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【新型コロナウイルス感染症への対策について】
・スタッフ・出演者等の体調管理・検温などを行っております。
・感染症対策を第一とし、感染の可能性が疑われる場合には中止や開始後の中断など皆様へのご協力をお願いする可能性があります。
・会場施設内での接触の多い箇所や材料の消毒、換気を行います。
・スタッフ、出演者はマスクやを着用いたします。
・参加人数を少人数にして行います。
・お席や道具はご家族毎にご準備します。
・出演者と皆様の交流や撮影等、一部演出を変更して開催します。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

※参加者の方は必ずお読みください。
【お客様へご協力のお願い】
・アレルギー、喘息の方や持病をお持ちの方などを除き、 発熱、咳、のどの痛み、倦怠感など、 厚生労働省が例示する新型コロナウイルス感染症の症状と思われる状況がございましたら、ご参加をお控えください。
・同居のご家族などが体調不良の場合もご参加をお控えください。
・お子様もマスクの着用をお願いいたします。
・当日検温させていただきます。
・石鹸での手洗いと会場入り口での手の消毒にご協力お願いいたします。

【お問い合わせ】
info@yukaistudio.com

【主催・運営】株式会社ゆかい/株式会社チーズ/オー!ねんどオンライン