神田ポート企画
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.1」開催

2021年11月3日(水)より、京都・亀岡にある「みずのき美術館」のコレクション展を開催します。

今後、コレクション展は定期的に開催していく予定でおり、
今回はその第1回目の展覧会となります。

ぜひご覧ください。

photo:Yuka Ikenoya

みずのき美術館は名前の由来でもある障害者支援施設みずのきの絵画教室で生まれた作品を所蔵する美術館で、
池田晶紀を中心に、ゆかいとはこれまでも展覧会や福祉をテーマとしたアートイベントでの交流がありました。

神田ポートのギャラリースペース(元ドラックアウトスタジオ)では地域性を活かした活動の拠点となるべく、
その最初の試みとして、みずのき美術館と協働し「障害のある方が生み出す時間」をテーマに据え、
「みて、居る」というシリーズ企画としてコレクション展を継続して開催していくことにしました。

その第1弾となる本展では、2万点をこえるみずのき美術館のこれまでのアーカイブ作品の中から、
神田ポートのプロデューサー・小林知典がテーマを位置付け、作品の選定を行いました。

ぼくらは「あたらしい見方」を知ることで、発見をし、その感動を暮らしのよろこびに変えていく、
そのような活動を通すことでこの街の港(ポート)が、多様な「出会いの場」になっていくと考えています。

ぜひ、生活の船出となるきっかけをつくりに、神田ポートへお立ち寄りください。

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みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.1」作品選定にあたって

本展開催にあたり、作品の選定をするためのテーマを「風景」としました。

あえてテーマを据えたのは、2万点にも及ぶ作品を1点ずつ見ていくなかで、
みずのきの作家たちが描いて残してきた作品から、広大で、豊かな時間としての風景が見えてきたからです。

「みて、居る」と題する本展では、障害の有無は関係なく、誰しもがそこで見た、そこにいた時間というものがあるはずで、
それぞれが過ごした時間や見えていたものの風景をこの会場に浮かび上がらせることができたらという思いがあります。

今回の展覧会を通じて、みずのきの作家たちが見ていた「風景」に想いを馳せながらご覧いただけるとうれしいです。

神田ポート・プロデューサー
小林知典

神田ポート企画 
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.1」

【会期】
前期:2021年11月3日(水)〜11月26日(金)
後期:2021年12月1日(水)〜12月26日(日)
※11月27日(土)〜30(火)はイベント/展示替えのため休廊となります。
【時間】
11:30〜19:00
【会場】
神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】
https://www.kandaport.jp/


注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。

〜近日中クローズ日程のお知らせ〜
11月7日(日) 11:30〜14:00
11月12日(金) 11:30〜14:00
11月14日(日) 11:30〜15:00
11月17日(水) 15:00〜18:00
11月18日(木) 11:30〜15:00
11月21日(日) 11:30〜18:00
11月27日(土) 11:30〜16:00
12月5日(日) 11:30〜14:00

※来場時のお願い
・入場にあたり、マスクの着用・アルコール消毒・体温測定等、感染症拡大防止へのご協力をお願いいたします。
・発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない方は、ご来場をお控えください。
・展示スペース内の滞在人数に応じ入場制限を実施する場合がございます。

※会場内の感染予防
・会場内の清掃、換気、手が触れる場所の消毒を定期的に行います。