YUKAI

Works 2022 > がっけん つながるえほん 「はっけん!」2022

がっけん つながるえほん 「はっけん!」1月号 2022
photo:TADA

「クラフトプレス展 at 神田ポート」開催

2025年10月6日(月)より、神田ポートにて、藤原印刷とゆかいのコラボイベントとして「クラフトプレス展 at 神田ポート」を開催いたします。
『クラフトプレス』とは、藤原印刷が提唱する、個性とこだわりに溢れた出版のことです。

7月に発売した池田晶紀の新刊写真集「Pirts, Pirtis」も、藤原印刷のご協力のもと一緒に作りあげたクラフトプレスの一つと言えます。
そのようなご縁を機に開催する本イベントでは、藤原印刷がこれまでいろいろなクリエイターや企業と作ってきた100種類以上の書籍を展示し、購入もしていただけるようにしました。

ぜひご来場いただき、実際に手に取りながらクラフトプレスの世界をお楽しみください。


神田ポートと藤原印刷の出会いは、今年6月に神田ポートにて池田晶紀展「Pirts, Pirtis」が開催され、その際に発売された新刊写真集を藤原印刷で担当しました。
その経緯から、池田晶紀さんのように個人で本をつくりたいという依頼が藤原印刷では年々増え続けており、藤原印刷が担当した多種多様な本の展示販売を通して、本づくりの魅力を伝えよう!となりました。
本展は、この15年間で藤原印刷が担当した本の中から厳選し、100種類以上の現在も購入することができる様々な本が展示されます。印刷会社を軸に、これだけの規模の個人で作った本が集まる展示は、日本で初めてかもしれません。
また、この期間中に多種多様な本の作り手の方が多数在廊し、直接本づくりについてのお話を聞くことができることを予定しております。
みなさまのご来場お待ちしております。

藤原印刷株式会社
藤原章次

■展示販売する本の著者or発行元(順不同)
メディアサーフコミュニケーションズ㈱、島崎出版、YAMAKI YU、㈱シゴトヒト、風旅出版、ケイタタ、京都文鳥社、遊と暇(現:Ballen Press)、ル―ヴィス、㈱セオ商事、Sweet Typhoon、tara(中島多羅) / 回里純子、tanec、EDIT BY BODY、土田凌、SPECIAL PROJECTS、Better Books、角田貴広、ゆかいパブリッシング、放課後ぺ製本倶楽部、未踏 Mitou、株式会社鷗来堂、菅野有希子、富川岳、株式会社インフォマート、Annie Lena Obermeier、鳥羽恒彰、佐藤友美(さとゆみ)、影山知明、エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)、スタジオケイ、Roni Xu & W. David Marx、bundle、maco marets、大小田万侑子、小杉山立夏子、HIGH(er)magazine、ぶくぶっくす、Cult*、小泉スロウ、0814扉の会、かわしまじゅんこ、堀田カーペット㈱、月と梟出版、㈱N-PLANNING、正田真弘、カレーのパースペクティブプロジェクト、bon morry、田野英知&若尾真実、青山ブックセンター本店、田中友規、Romantic Foodies、ミランダ雪乃、YAMAVICO HAUS、出版社入日、飯本貴子&ノセレーナ、WiZH、そらのまち出版、五十嵐ソフィー、TAKASHI YASUI、WOO Inc.、DOKU,、アピスとドライブ、株式会社海士、Re:Standard Books、文彩堂出版、株式会社やまとわ、The Source Diner Books、石英書房、鈴希のん、吉本穂花&にの&Matsuguma、在野社、青木穂、TRAIL HEADS、木本梨絵、藤原印刷、よそ町、のりくら絵本プロジェクト

藤原印刷株式会社
戦後ひとりの女性タイピストがはじめた印刷会社。製造業である印刷業でホスピタリティと顧客満足を最も大切にしている。だれもやったことがない仕様に挑むことを得意とし、印刷の駆け込み寺として全国からと問い合わせを集める。印刷屋の本屋(2018)、印刷工場のオープンファクトリー「心刷祭」(2019)などのサービスを立ち上げる。2023年、個性を宿した本づくりを推進する「クラフトプレス」を宣言。今日もどこかで「つくるよろこび」をつくっている。
https://www.fujiwara-i.com/

「クラフトプレス展 at 神田ポート」
会期:2025年10月6日(月)~10月13日(月)
時間:11:30~19:00
会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9神田ポートビル1F)
入場料:無料
協力:サウナラボ神田
主催:藤原印刷株式会社/株式会社ゆかい

池田晶紀 ゲスト参加「なかまになる月曜日 Vol.2」開催

2025年9月15日(月・祝)、新潟県十日町市にあるなかまの家で開催される、アートでつながる地域の輪「なかまになる月曜日 Vol.2」の会場へあかるい写真館が出張し、ポートレイトのワークショップを行います。

社会福祉法人十日町福祉会はこの町で、「誰もが自分らしく生きられる地域づくり」を考えています。なかまの家移転新築が決まった今年度のメインイベントとして、昨年9月に開催した「なかまになる月曜日」に続く、第2弾を開催いたします。建築家・安部良をトータルアドバイザーとして、デザイナーやアーティストによるワークショップを楽しみながら、子どもも大人も高齢者も、障がいをお持ちの方もそうでない方も、一緒につながる”なかま”になる1日です。
参加料は無料となっております。
来られる方は汚れてもいい服装で、内履きをご持参ください。
途中参加や途中退出でもOKです。
ぜひ、いらしてください。


アートでつながる地域の輪「なかまになる月曜日 Vol.2」
日時:2025年9月15日(月・祝)10:00~15:00
場所:なかまの家 体育館特別会場
〒948-0122 新潟県十日町市上野甲2896-2
参加費:無料
主催:会社福祉法人 十日町福祉会
企画運営・マネジメント:株式会社安部良アトリエ、山口麻里菜(アートマネージャー)

ゆかい企画 世界のとびら vol.6
高橋あり写真展「自分」開催

2025年8月30日(土)、神田ポートにて、
ゆかい企画による展覧会、世界のとびらvol.6 高橋あり写真展「自分」を開催いたします。

高橋ありさんは小学5年生の女の子。
今年の夏休みの自由研究を「写真」にした企画で本展を開催することになりました。

1日のみの開催となりますが、みなさまお誘いあわせのうえぜひご覧いただければと思います。


題字:高橋あり


写真:高橋あり

「自由と研究」
夏休みの自由研究のこと、覚えていますか?ぼくには小学1年生の娘がいます。今年、はじめての夏休みがやってきました。山に行ったり、海に行ったり、花火大会や盆踊り、スイカにプール……やりたいことが多すぎて、毎日があっという間です。そんななか、彼女には「自由研究」という宿題が出されました。でも少し戸惑っている様子です。何をしたらいいのか、そもそも「自由」って?「研究」って?よくわからないようなのです。

そんな折、ぼくの展覧会が開かれていた7月下旬、ひとりの女の子がカメラを首からさげてギャラリーにやってきました。小学5年生の高橋ありさんです。話を聞くと、今年の自由研究は「写真」にするのだそう。親にカメラを買ってもらって、毎日持ち歩くうちに、写真がとてもおもしろくなってきたと言います。その場で、彼女が撮った写真をモニターで見せてもらいました。すると、そこには想像以上にうつくしい世界が広がっていて、素敵な時間が次々と写し出されていました。「これ、展覧会にしてみんなに見てもらったらどう?」と聞いてみると、彼女は「展覧会がやりたい!」と目を輝かせました。「よし、じゃあ決定!自分で展覧会のタイトルやテーマを決めて、案内状もつくってみようか」と。こうして、夏休みの自由研究を兼ねた、一日だけの写真展を開催することになったのです。

神田ポートのギャラリーでは、写真をテーマにした企画展「世界のとびら」というシリーズがあります。今回はそのひとつとして、ありさんが見た世界をお披露目します。

子どもが撮る写真には、先入観のないまなざしがあります。でもそれだけじゃなく、「綺麗な心で見た世界」というものを、大人になった私たちも改めて見てみたい。宿題とはいえ、夏休みの終わりに写真で答えを出した「自由と研究」。ぜひ、ご覧ください。

写真家・池田晶紀

ゆかい企画 世界のとびら vol.6
高橋あり写真展「自分」
開催日:8月30日(土)
時間:13時〜19時
レセプションパーティー:17時〜19時
会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9神田ポートビル1F)
URL:https://kandaport.jp/event/20250813
キュレーション:池田晶紀
企画:株式会社ゆかい