生活と表現2017
川瀬一絵 写真展「浮かぶ雲」開催

 
2017年1月21日(土)より、御徒町にある「ご近所♥ギャラリー 吾郎」にて、
川瀬一絵 写真展「浮かぶ雲」が開催されます。
 
2016年より川瀬が写真におさめてきた、御徒町の風景の写真作品を展示します。
 
みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご覧いただければと思います。
 
kawase_800©KazueKawase
 
御徒町にある「ご近所ギャラリー吾郎」は、
初対面の人のお宅にうっかりおじゃましてしまったような、不思議な居心地のスペース。

青山吾郎氏の絵画が常設される空間で、さまざまな展覧会が柔軟にひらかれています。
ご本人の住まいでもあった同スペースでの「作品」のたたずまいは、
やっぱり、誰かの家におじゃましたときに眺めた、壁の絵画や写真立ての記憶をかすめます。
それは、けっこういいなと思いました。

そんな場所の匂いと、静かに壁に掛かっている吾郎さんの6枚の絵画を思いながら、展示する写真を選びました。
絵画のモチーフは、山のある風景や静物、自画像とさまざま。
私の写真もまた、内容も季節も場所もバラバラですが、
脳の裏側あたりでつながりを感じるものを目安に繫いでいきました。

「この光景を描きたい、撮りたい」と欲するとき、「いいな」と思うとき、みているものは何なのか。
きっと、モチーフを単なるアイコンとしてではなく、それと自分をとりまく環境やそこにやってきた経緯や時間もとらえていると思います。
それらは作者の意図の有無に関係なく、絵画や写真に実はちゃんととりこまれていて、
情報のレイヤーの何層目かにそっと示されているのだと思います。

『浮かぶ雲』は、吾郎さんの絵画と「ご近所ギャラリー吾郎」を軸に抽出した、何層目かのはなしです。
街を歩いてギャラリーの場所をみつけるところから、みていただけたらと思います。
 
川瀬一絵
 
 
生活と表現2017
川瀬一絵 写真展「浮かぶ雲」
日時:2017年1月21日(土)〜2月5日(日)12:00〜20:00(月曜休)
※1月30日(月)18:45〜22:00はスイッチ総研公演に合わせて特別オープン
会場:ご近所♥ギャラリー 吾郎(東京都台東区上野3-5-7)
料金:無料
URL:http://representation.tokyo/2017/01/15/kawase/
 
 
※川瀬の体調不良につき、21日(土)に予定していたワークショップとオープニングパーティーを中止いたします。
ご参加、ご来場の予定をたててくださっていたみなさまへお詫び申し上げます。
なお、展示は予定どおりオープンします。

【オープニングパーティー】
1月21日(土)19:00〜21:00 ※どなたでもご参加いただけます(無料)

【ワークショップ】
1月21日(土)14:00〜18:00 
まちに出てつかまえた感覚をみんなで並べて眺めてみます。そこにはどんなまちがみえてくるでしょうか。
料金:500円(ドリンクつき) 定員:6名(先着)
※カードメディアやUSBケーブルなどでデータ共有可能なカメラやスマートフォンをご持参ください
※事前申し込みはstaff@nomadpro.jp宛に「氏名」「連絡先」「参加人数」を添えてメールでご連絡ください